オペ室で働く看護師の悩み

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意外と知らない手術室看護師の仕事とやりがいをご紹介します

悩みは覚えることの多さ

手術室で勤務すると、仕事を円滑に進めていくために覚えなければいけないことがたくさんあって、その多さに驚くでしょう。とにかく最初の頃は、猛勉強をして多くのことを覚えなければいけません。とくに直接介助の場合は、手洗いをしてしまうと手術終了時か休憩時しか、清潔野から離れることができません。その間はマニュアルなどを見ることができず、自分が担当する手術の内容や流れ、必要な器械、追加の可能性がある器械など、手術に必要な事柄は全て覚えておかなければいけません。 悩みは覚えることの多さ

ケアから介助へ

勤務移動で手術室勤務になると、かなりのカルチャーショックがあります。まず今までの病棟での勤務経験で培った知識や経験が手術室では役に立たないということです。身体の外から見ていた患者さんを、身体の中を見て仕事をすることになるからです。新しく覚えることが膨大にあるため、自信をなくしてしまう看護師も少なくないようです。病棟勤務や外来では「ケア」を行いますが、手術室では「介助」がメインとなります。この点も今までの業務と違って、戸惑うことでしょう。

知識と経験が必要

手術室で働くには、多くの知識と経験が必要となります。一般的な器械だけでも100点以上あり、手術の内容や科によって数100点以上あります。すべての器械の使い道や実際の使用方法など、全て把握しておく必要があります。手術中は流れを把握しておき、次に自分が何を用意するべきかなどを先読みします。さらに、手術中の内容や反省点などメモをすることができませんので、自分で記憶しておかなければいけないのです。それらが知識と経験となり、手術室看護師のバックボーンとなります。
患者さんは「手術=自分の命をかけること」と認識していますので、手術室では少しの失敗も許されません。新人であろうと、ベテランであろうと多くの知識と経験の豊富さが求められる部署なのです。

勤務体制による疲労

病棟や外来の勤務体制は2交代や3交代ですが手術室では基本的に当直となります。朝から翌日の昼ごろまでずっと勤務の場合もあり、救急病院であればなおさらです。医師のようにオンコール体制のところも多く、いつ緊急の呼び出しがあるか分からず、常に病院へ駆けつけられるようにしておかなければいけません。なかなかプライベートを充実させることできず、非番だからといってお酒を飲むことも難しいようです。これらのことから、身体的にも精神的にも疲労がたまりやすい部署といえるでしょう。

About me

about me 手術室看護師と呼ばれることが多いですが、その勤務の内容はあまりよく知られていません。私自身も配属されて5年ですが、最近ようやく仕事の流れを覚え、一人前の仕事ができるようになってきたところです。仕事は文字通り手術の現場に関わる仕事で看護師の知識プラス手術のテクニカルな知識や経験を要求されます。緊張感とタフさが求められるやりがいのある仕事です。キャリアアップを目指す看護師のために私の経験と知識をご紹介します。
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